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雨と紫陽花と御礼参り 

 
 
 
 
ただいま!

現在、S市は晴天です、梅雨どこさ行っただ?
しかし、早朝の北鎌倉はジャンジャン降りの雨でした
雨の中に紫陽花を愛でたい・・・とは思っていたが、ちょっと降り過ぎ
カメラの防水カバーを持っていないので、傘とカメラの両方を固定するのは辛い
それでも開門前に到着したのが幸いしてか
まだ人の少ない名月院をゆっくりと散策することができた

IMG_1052.jpg


その足で江ノ電を利用し藤沢へ

実は今日のメインは紫陽花ではなく遊行寺
こちらで花菖蒲・・・じゃなくて、長生院へ再び足を運ぶことだったのです
壮さんが熊野へ御礼参りに行きたいと仰っていたように
長生院(小栗堂)へ私なりの御礼を申し上げに行きたかったのです

 
 
 
 


 
  
  
 

 藤沢駅から遊行通りを経て約10分。
 大きな黒い惣門をくぐるといろは坂に続く。
 不思議なものでこの坂を上る直前に周囲の空気が変わる。
 それは以前にも経験していたが、雨に煙る石段は幽玄な美しさを湛えて、厳粛な気持ちにさせるようだ。
 前回は若葉の頃で、萌黄色の葉を風に遊ばせていた大銀杏も、雨に洗われ力強い緑を茂らせていた。
 菖蒲園を拝見し本堂に参る。
 時計回りでお参りを済ませるのも前回と同じ。
 そして、長生院への緩やかな上り坂の前に立つ。
 
 この坂で私は歩調を弛める。
 一歩・一歩近づいていくその場所は、やはり私にとっては神聖な場所であるからなのだ。
 小栗堂は無駄のない美しさで佇んでいる。
 本堂の脇を回りこんだ所に、小栗判官と十勇士照手姫(長生尼)鬼鹿毛の墓がある。
 その全てに丁寧に手を合わせると、言いようのない喜びが心を満たす。
 
 あの日、私はどんな気持ちでここに参っていたのか?
 その不安も杞憂に終わった今、公演の成功とご出演の皆様のご無事を改めて感謝する。
 それはどんなに言葉を尽くしても尽くしたりないほど・・・。
 
 照手姫の墓の後ろに、ひっそりと隠れるように白い紫陽花が咲いていた。
 優しげな白い花を見た時、それが照手姫には相応しいと思った。
 鎌倉であれだけ紫陽花を見てきた後だと言うのに、その白さが何よりも心に沁みる。

IMG_1244_1.jpg


 いつか・・・また季節が変わった時に、三度この場所を訪れてみたい・・・そんな考えをめぐらせながら歩く長い坂の途中で、雲間から射し込んでくる日差しに一瞬視界を奪われる。
 振り向いた坂の上、小栗堂もまた、きらめく日差しに彩られ輝いていた。
 
 
 
 

 
[ 2009/06/11 16:19 ] 日記 |








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